Prologで抽象的な社会選択環境でのナッシュ遂行理論をシミュレートする

本プログラム(impl.pl)についての略説・お断り


date: 23 Jan;2 Feb;16 Feb 2003.
update: 15 Mar; 8-9,11-16, 23 Nov 2005, 1 Feb 2006.

はじめに

本プログラムは抽象的な社会選択環境でのナッシュ遂行理論の基本要素と例題を Prologで動かしてみようと実験的に作成したものです。
最新のバージョンは、impl13bです。ドキュメントとしては 本ページ以外にimpl12以前のものについて、学会報告や紀要で紹介してあります。

論文など

ソースコード


以下のソースコードは、Prolog言語を用い、Sep 2002--Jan 2003にかけて作成された。 Mar 2005に一部改訂、Oct-Nov 2005にコードの修正を含む見直し、また 強ナッシュ遂行への拡張を行った。

主な構成要素

主な構成要素は次のようです。

開発環境・期間・改訂

利用方法

不具合(?)

選好順序(1\2) [b, c, d, a, z] [b, d, c, a, z]
[a, c, d, b, z] c(s1) c(s3)
[a, d, c, b, z] c (s4) d (s2)
図 1. 例題モデルmrにおける選好順序(状態)とSCC

診断

以前のバージョンでのその他の不具合

おわりにかえて

 比較的大きなPrologプログラムとして初めて手がけたものです。 気づいていない不具合や理解の誤りが残っているかもしれません。 あらかじめお詫び&お断りしておきます。 今回、強ナッシュ遂行への拡張を含めて、気になっていたバグをとること ができました。reversionやeffectivity functionなど、 やりのこしもあります。表型メカニズムの自動生成が目下の課題です。